申重鉉の率いるバンドThe Menのレコードです。1972年発売で、SideAはJang HyunのVocalにThe Menの演奏、SideBはThe Menの演奏とVocalの曲になっています。私の一番好きなアルバムですが、その理由は彼の名曲「美しき江山」の初期バージョンが入っているからです。
このレコードを知らなかったときまでは1980年発売のシン・ジュンヒョン(申重鉉)&Music Powerのアルバムに入っている「美しき江山」を聞いていました。「美しき江山」はシン・ジュンヒョン&ヨプチョンドゥル2集アルバムにもあるようですが、やっぱり一番はここにある「美しき江山」だと思います。数年前に再発売されたコンピレーションCDにも入っていまして、私もそれを始めて聞いてからレコードで聞きたくなりました。それでソウルのガラクタ市にある中古レコードショップに行ったのですが、綺麗なものは結構な値段で買うことができなく、ちょっと安めの他のレコードを買ってオーナーに聞かせてもらったのですが、レコードだとCDとは感動が違いますね。おまけに「美しき江山」の次の曲である「芝生」も今まで聞いたことのないスタイルの歌で、すごく欲しくなったのです。
ここに収録されている「美しき江山」は、もし誰かが私に韓国の歌謡で一番は何?と聞いたら躊躇なくこれをあげます。その次は1980年Music Powerの「美しき江山」ですね(韓国人の殆どはこのバージョンのみ知っていると思う)。最後のところでもう少し激しい運びになるんじゃないかといった期待に満たしてくれないのはちょっと惜しいところですが、サイケデリックのジャンルで国の美しさを歌うのに、これだけの芸術性に富んだ曲は多分世界中どこにも無いんじゃないかなと思います。
面白いのは、この「美しき江山」は当時韓国は軍事独裁時代だったんですが、当時の大統領官邸の人から大統領を賛美する歌を作ってくれという誘いを断ってから、1週間くらいかけて作ったそうですね。歴史的背景も興味深く思われますけど、1週間でこんな曲が作れたことも驚きですね。この「美しき江山」は、CDでも購入できるのでここでは紹介しないことにします。その代わりあんまり聞くチャンスのない「芝生」を紹介するので聞いて見てください。この「芝生」のVocalはThe MenのVocalであるPark Gwang Suの声です。The Menの後自分の名前で1つのレコードを出していますが、これもまた非常にレアーで、私もまだ見たことがありません。 Side A
1.夕日
2.霧の中の女
3.未練
4.君を愛している
5.心の音
Side B
1.美しき江山
2.芝生
青い芝生の上に 、
私一人で立っている
去った人について 、
私は考えてみる
青い芝生の上に 、
残していってしまった
過去の物語 、
私は忘れられない
何所に行ったんだろう 、
あっちへ行ったんだろうか
残した足跡が 、
ここにはないだろうか
青い芝生の上に 、
私一人で立っている
去った人について 、
私は考えてみる
The Men Vocal: Park Gwang Su ,
Guitar: Shin Joong Hyun ,
Bass: Lee Tae Hyun ,
Organ: Kim Gi Pyo ,
Sax&Oboe: Son Hak Rae ,
Drum: Mun Young Bae |