ホーム韓国音楽申重鉉Shin Joong Hyun & The Men

シン・ジュンヒョン&The Men(신중현과 더멘)

Shin Joong Hyun & The Men

コジンマリヤ( 거짓말이야 : 嘘だよ、1972年)

(Repeat)
거짓말이야 거짓말이야
嘘だよ 嘘だよ
사랑도 거짓말 웃음도 거짓말
愛も嘘、笑顔も嘘

(Repeat)

그렇게도 잊었나
そう言う風に忘れたのか
세월따라 잊었나
歳月に従い忘れたのか
웃음 속에 만나고 눈물 속에 헤어져
微笑みで会い、涙で別れ
다시 사랑 않으리 그대 잊으리
二度と愛はするまい、あなたを忘れよう
그대 나를 만나고 나를 버렸지
あなた私に出会い、私を捨てた
나를 버렸지
私を捨てた

( repeat)

1972年に「シン・ジュンヒョン&The Men」と言うチームを結成した。当時明洞のあるホテルから演奏契約が結ばれたので新たに作ったチームなのだ。ギター、ベース、ドラム、キーボード、オーボエ、シンガーなど6人組のバンドで構成した。オーボエはちょっと変わったクラシックの楽器だけど、サクソフォーン演奏者を求めたのが偶然にオーボエまでできる人で、ちょっと斬新な面を見せたくてこのような構成にするようになったのだ。

出演契約を終え、演奏する所はナイトクラブではなく、ゴーゴークラブと言う地下にあるクラブだった。音楽は強烈なハードロックが中心になっていて、照明もそう言う雰囲気を漂わせていて、観客も少しずつそう言う雰囲気に慣れていく頃で、反響も得ていた。ハードロックが大衆に受け始めたのもこの頃からだと思う。とにかくこの頃、ある日大統領の側近から電話がかかって来た。なにかと思ったら言わば大統領(朴正ヒ)の賛美歌を作ってくれとの話だった。自分の求めている音楽とも離れているし、自分にできるはずのない音楽でもあった。電話を切ってから5分やいなやまた電話がかかって来た。当時の与党からの電話で、また大統領の賛美歌を作ってくれとの話だった、それを断ってから、そのまま事務所に出て曲を書き始めた。

今何かを書かなければいけないと漠然と思っただけで、特に題名も決まってはいなかった。ただ俺と言う人間はどんな考えを持ったミュージシャンなのか、それを悩む自分の姿を人々に知らせたい気持ちがあり、またその曲はある一人の為の歌ではなく、みんなの為の曲でなければならないと言う思いで頭の中が一杯になって、他のことなんか考える余裕もなくある曲を作っていた。

この日、また次の日、夜だけ家に帰ってずっと事務所で曲を作り、一週間くらい経って完成したのが、「美しき江山」だった。そしてすぐさまレコーディングする為に、The Menのメンバーたちを呼び、スタジオに向かった。The Menのメンバーたちはみんな理由も分らずにスタジオに入って来ていて、私はここで編曲をし始めたのだ。こうして最初にレコーディングしたのが約18分くらいの曲になっていた。このレコーディングはThe Menの初のレコーディングで、メンバーたちは超緊張状態だった。

この「美しき江山」は有名なテレビ番組でも紹介され、私の思う通りに独裁政権へのメッセージや民主主義的な面、自由の面、そして美しさをテーマにしていた。しかし、その後私の曲は放送禁止になって行き、若者たちは長髪取締りなどで交番に入れられ髪を切らされて行った。The Menも解散寸前の状況になりレコーディングがある時だけ顔を合わせるようになった。 - シン・ジュンヒョンの回顧より