韓国の風習

ここにある写真はみんなイソジと言う画家の作品です。1934年生まれで韓国の風俗画だけを書く画家で、次の写真は「イソジ韓国風俗画集」から選びました。写真をクリックすると、大きく見れます

韓国の相撲は日本とは違って土俵の外に出されても負けはしません。相手を倒した人が勝ちます。写真の左にうしが見えるでしょう？昔の韓国人は相撲大会で優勝した人にはうしが与えられたのです。うしの背中に賞の文字が掛けられているのが見えますか？

子供の時はよくこんな遊びをしていました。もちろん私は力がよわくていつも負けてばかりいました。子供達の腕相撲をのんびり見ている年寄りの人たちはまるでからかっているかのようにも見えますね。

男の人が家来を連れて橋を渡っています。儒教思想が盛んだった朝鮮時代には写真のように男女関係が厳しく目を会わすこともできなかったようです。女のひとの態度に対して男の目は嫌らしい目をしていますね。

馬に乗った新郎が新婦をカゴに乗せて自分の家にいく模様です。昔は結婚するとまず新婦の家に泊まって、次の日に男の人の家に行きました。

結婚して初めての夜を迎えました。幼い新郎が年上の新婦の服を脱がしています。昔は幼い男に年上の新婦といったケースが多かったようです。幼い新郎がうまく新婦をリードする事ができるかどうかみんな気になり、彰子に穴をあけて見ています。

のんきにタバコを吸っていたら目の前にかえるが一匹飛んできました。明日は雨でしょうか。雨の日の前日にはかえるがうるさいのを皆さんは知っていますか？

夏の夜は暑くてとても家の中では寝られませんね。そんな時昔の人は外にござを敷いて暑い夜を涼しくすごしたのです。おばあさんが寝ている孫に扇子かけてあげているのが懐かしいですね。夜の外には蚊が多いので草を燃やし、蚊を払いながら休んでいます。

秋になると穀物を収穫し、生活に少し余裕ができてきますね。一年間の苦労を思いながら餅を作って食べるのが韓国の昔のお盆です。

秋１

お母さんが子供を背負って、頭には食べ物を載せ田んぼに行っています。おそらく稲刈りをしている男だちの為の間食でしょう。

男たちが間食やお酒を食べている間にお母さんは子供におっぱいを飲ませています。最近はあんまり見えない風景ですよね。赤ちゃんにおっぱいやる時のおっぱいって、青く血管が浮き、ふんわり膨らんでいてきれいですよね

夏の終わり頃からは赤とんぼがどんどん増えてきます。秋を知らせてくれますよね。

お坊さんが托鉢に来ました。こんなに昔から韓国は仏教だったのに、最近はキリスト教が多すぎる。なにがキリスト教なんだよ。

冬に備えてキムチをたくさん作って、貯蔵します。それをギムジャンと言います。赤いキムチを作り、窪に入れ土の中に保存するのです。そうすると長い冬が終わるまで徐々に熟成し、長く保存することができます。写真の左に土の中にキムチを入れている人が見えるでしょうか。