| 中国の「大C歴朝実録」は296年間の記録であり、朝鮮王朝実録472年間の記録には比べ物にならない。朝鮮王朝実録は一代王の記録が終わると保管の為にそれぞれ4つずつ印刷し山の奥地にある史庫に保管していたため、朝鮮王朝末期(1つは日本が搬出し、関東大震災の時遺失)まで保存されることができ、世界的にも例が見られない資料である。特にこれは真実性が確保されながら記述しており、日本、中国、モンゴールなど東アジアの歴史を研究するのにも大変重要な本である。
ここで面白い話を紹介します。この朝鮮王朝実録は最近ハングルで全巻が翻訳されCD化したんですが、ここから検索すると、1411年に韓国に初めて象が日本から贈られたのが分かります。朝鮮王朝3代目の太宗大王実録から、太宗11年(1411年)2月22日の記録を見ると、
日本国王「源義持」が使者を送り、象を贈られてきたが、象は今までに我が国に無い動物だった。命じてこれを司僕寺(宮廷の牧場)で飼わせると、毎日豆5斗(現在の約20リットル?)を食ってしまった。
この象に関する文献は以後にも現れますが、この象が暴れて人が死んだ上に、毎日食う量が多くて(多分人が食べる豆も不十分な時代だと思う)、南地方の小さい島に流したそうです。したら見る見るうちに痩せて来て人に会うと象が涙ぐんでいたそうで、これを聞いた臣下たちの願いで、また陸地へ移動させたなどとの記録があります。これ面白いんですよね。^^実際にその旅に買わされた王様と臣下や人々の会話を読むと、当時の人たちの生活像が良く分かってきてすごく人間味を感じるんですよ〜
ユネスコの「朝鮮王朝実録」紹介のページ (英語) |