韓国旅行情報 韓国語教室 韓国商品販売 韓国音楽紹介 韓国生活 その他の韓国情報

ホーム韓国生活不動産賃貸ガイド

韓国の住宅の種類

  1. アパート(아파트:日本のマンション)
    アパートはソウルに住んでいる韓国人に最も好まれるタイプの住居である。特に光熱費などの精算、セキュリティー、ごみの処理などが便利で、住居者専用の福祉施設たとえば公園、スポーツジム、読書室(私設勉強部屋)、老人会館(高齢者の憩いの場)などが団地内に揃っている事と、子供や主婦が団地内の様々な活動に参加できるなど暮らしやすい。
  2. ビラ(빌라:小型アパート)
    ビラはソウルに住む外国人たちに最も好まれるタイプの住宅であり、韓国の小さいアパートと言える。韓国のアパートは普通団地になっているがビラはエレベーターのない4~5階建が多く1階は駐車場で家の広さもアパートより狭い。最近建てられる高級ビラは家も広く特に西洋のライフスタイル向けの設計になっているのでアパートくらいに人気がある。
  3. 連立住宅(연립주택)
    2階建ての住宅が繋がった形で1970~80年代に建てられた古いタイプの住宅を意味する時が多い。
  4. 多世帯住宅(다세대주택)
    一見一戸建ての住宅のように見えるけど1階ごとに1~2世帯が住むようになっていて全体的には2~3階建ての建物。1980~90年代に多く建てられ1世帯当り部屋一つ、厨房一つ、トイレ一つのタイプが多い。
  5. 単独住宅(단독주택:一戸建て住宅)
    普通2,3階建てで前庭あるいは後庭を持った単独の建物で、賃貸料が高い。韓国在住の外国大使または多国籍企業のCEOなどが主に住んでいて、梨泰院、城北洞、漢南洞、平倉洞に多い。
  6. ワンルーム(원룸:One Room)
    海外のスタジオと同じような住居である、台所が別室になっているのもあるが、通常オープンになっているのが普通。大学生または若いサラリーマンに好まれ駅周辺に多い。8~10坪のスペースに部屋と厨房、トイレが着いている。
  7. オフィステル(오피스텔:Officetel)
    もともとは簡単な住居施設を備えた事務室であったが、最近は住居用として多く利用されている。主に交通の便利な産業地域にあり、単身赴任のサラリーマンや若い夫婦などが好んでいる。

日本語可能なソウルの不動産屋ソウル内の外国人居住地域

  1. 梨泰院(이태원)・漢南洞(한남동)・UNビレッジ(UN 빌리지)・二村洞(이촌동)
    ソウルに住んでいる外国人に最も好まれる住居地域であり、交通が便利でアクセスは良いが、比較的に家賃が高い方である。
  2. 城北洞(성북동)・延喜洞(연희동)・平倉洞(평창동)
    空気が澄んだ緑地周辺に建てられた一戸建ての住宅地域であり、一般的に住宅の規模が大きく多少家賃が高い。交通は不便な方。
  3. 鐘路(종로)・江南(강남)・永登浦(영등포)
    単身または子供のいない夫婦など会社員が多い地域であり、高層アパート(日本のマンション)やホテル式アパートに住んでいる人が多い。子供がいる場合はスクールバスの路線を確認する必要がある。
  4. 盤浦(반포)・方背洞(방배동)
    フランス学校もあってフランス語圏の生活共同体ができており、外国人は主にビラ(빌라)またはアパート(日本のマンション)に住んでいる。
  5. 新村(신촌)・弘大(홍대)・清潭洞(청담동)・鴨鴎亭(압구정)
    若者(大学生、交換留学生、会社員)の通行量が多い地域であり、ワンルーム()、スタジオ(広めのワンルームマンション)、アパート(日本のマンション)などが多い。
  6. 道峰(도봉)・蘆原(노원)・江北(강북)
    良い住宅環境のわりに家賃は比較的安い方である。家の大きさは小さいものから大きいものまで多様にあり、選択の幅が広い。しかし都心および江南地域までちょっと遠い。


賃貸契約の種類

住居用の不動産はソウルの全地域に分布している。特にソウルの外郭には過去約10年間にわたって開発されてきた大規模の住居用団地が設けられている。住宅の賃貸の場合、家賃や保証金の支払い方式によっていろいろな種類があり、家賃は建物の面積、内部施設や築暦によって異なる。

  1. 傳貰(전세:保証金制)
    傳貰は韓国だけにある独特で典型的な住宅賃貸方式である。賃貸契約の時に、家主に一定金額の保証金(傳貰金)を一括で支払うだけで住宅の使用料(家賃)はまったく払わなくていいし、契約が終わって借りた家を出る時に傳貰金を返してもらう。傳貰の契約期間は普通2年間となっていて2年ごとに契約を延長する。※傳貰は韓国の金利が5~7%までと高いからできるシステムであり、家主はもらった保証金を銀行に入れ、銀行からもらう利息だけでも生活ができなければならないので傳貰金はそれに相応した金額になる。
  2. 月貰(월세:月極家賃制)
    月々の家賃に当たる金額を払って住む方法。一般的に韓国人なら一定の保証金(敷金)と毎月の家賃を払って住み、出て行く時に保証金を返してもらうのが普通だけど外国人の場合はいずれ韓国から離れるので保証金無しで契約期間分の家賃全額を一括払いするやり方もある。

家を借りる前に考慮すべき事

  1. 地域の選択
    a. 通勤時間と通学時間。
    b. 韓国にはじめて住む場合は、外国人が多く住んでいる地域かアパート(아파트)やビラ(빌라)などが生活するのに便利。
  2. ペット飼育可能かの確認→韓国は普通ペットは大丈夫だけど、一部の高層アパートではペット禁止もある。
  3. 家電や家具などが完備されているかを確認。
  4. 駐車場のスペース(駐車台数)と駐車可否の確認。
  5. 子供がいる場合は車の通行量、治安状態、学校との位置関係、そしてスクールバスの路線などを確認する。
  6. 家電製品の場合は電源(韓国:220V、日本:110V)、正格周波数(韓国は60hz使用)、TV(韓国はNTSC方式使用)の確認が必要。
  7. 衛星放送アンテナの設置が可能なのか確認 →屋根または屋上設置の可否確認(フランス語放送、ロシア語放送、アラブ放送など)。小さな衛星放送アンテナは設置に問題ない。
  8. 外国人は言葉の問題などで駐在期間中にサポートを必要とすることが多いので、不動産仲介事務所で事後管理サービスを提供してもらえるのかどうかの確認が必要。

賃貸契約時の準備と確認事項

1.準備書類

  • 借りる人:外国人登録証(個人の契約時)
  • 家主:身分証明書、印鑑。
  • 仲介業者(不動産屋):登録簿謄本(土地・建物)、土地台帳、建築物台帳、土地利用計画確認願、賃貸借契約書、仲介対象物の確認・説明書、控除証書のコピーなど。

2.賃貸借契約書(留意事項)

  • 住民(法人)登録番号が登録簿謄本の記載内容と一致しているかを確認。
  • 残金を支払う際:登録簿謄本をもう一度確認。
  • 契約延長の際:1~2ヶ月前に家主に書面通知(できれば仲介業者にも通知)
  • 施設の修理代について
    ・主要部分の修理(暖房、冷房、水道、ガス、電気供給、漏水、配管破裂など)は家主の負担とする。
    ・簡単な修理または借りた人の過失によるものの場合は借りた人の負担とするのが普通。
  • 毎月の共同管理費または防犯維持費用(CAPS/S1または施設警備など)の確認。
  • 紛争解決に対する条項 →この条項を入れておくと家主と賃貸者との間でもしトラブルが起きた時に時間と費用の節約ができる。


韓国ソウル・釜山現地通訳&ガイド
韓国の鉄道旅行
歴史ドラマ「善徳女王」
下宿・賃貸情報
新村の賃貸・下宿事情

2011.2.16

韓風のリンク集 Yahoo!ブックマークに登録 Bookmark and Share 韓国個人旅行サイト韓風ホームへ移動