パク・インヒ

 

冬の海

渡り鳥も立ち去った冬の海に
昔を懐かしく思いながら一人で来たのです
あの日の真実まで取り払い
硬くなった表情に夢は消えてしまっても
離れ難い冬の海よ

風冷たく差し迫っても
思い出は私の胸に火を付ける

あの日の真実まで取り払い
硬くなった表情に夢は消えてしまっても
離れ難い冬の海よ

風冷たく差し迫っても
思い出は私の胸に火を付ける

70年代の半ば、私の叔父は田舎では珍しくレコードコレクターだったので、叔父のいない隙を狙ってレコードを聴くのが、一番スリルのある遊びでした。小学生の私がこの時一番好きだった歌手がこの人パク・インヒなのです。イメージ的にはジョンレノンの妻オノヨコにていたと思いますが、この時代のファッションがああだったかもしれません。とにかく彼女の歌を聴いていると、こんなに透明な声が出せる人だからきっとすごく綺麗な女性に違いないと思ったのです。当時はまだ家にテレビがなかったのでしょうか、彼女の顔の記憶よりは、声が綺麗だったと言う記憶しかありません。いまだに彼女より透明な歌声はないと思いますが皆さんはどう思いますか?
春が訪れる道 漁師の歌 白い貝殻 焚き火 終りのない道