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ボディービルトレーニングの基礎

広背筋のトレーニング:チニング(Chining)
チニング(Chining)

呼吸法

呼吸法の基本は、力を入れる(絞る)時は吐き、筋肉を緩める時は吸う。例えば腕立て伏せの場合、下がる時(吸う)、上げる時(吐く)。けんすい(懸垂)の場合引っ張る時吐いて、下がる時に吸う。

上級者の呼吸法としては、2段呼吸だけではなく、吸う→息を止める→吸うといった3段階に分けて呼吸する方法もある。

ボディービルトレーニングの頻度

筋肉の成長と発達は、筋肉トレーニングによって受けた筋繊維の些細な損傷が回復する過程で行われる。まだ回復していない状態のまま筋肉トレーニングを繰り返すと逆に筋肉の成長と発達は遅くなる。一般的に筋繊維の損傷が回復するのにかかる時間は48時間以上かかると言われている。したがって同じ部位の筋肉トレーニングを48時間以内にまたやるのは良くない。

上級者は、筋肉トレーニングの集中度が高いので同じ部位の筋肉トレーニングを週に1回~2回だけやっても充分。

初心者は、筋肉トレーニングの集中度が低いため筋繊維への刺激も弱い方だから週2~4回まで同じ部位の筋肉トレーニングをするのも良い。もしくは1日目は上体のトレーニング、2日目は下のトレーニング、3日目は休むといった方法も進められる。

セットとセットとの間のインターバル

1セットが終わったら普通45~90秒くらい休んでから2セット目のトレーニングを始める。次のセットがもっと負荷がある場合は2分ほど、MAXの負荷に挑戦する場合は5分ほど休む。休む時はじっとしているよりは使った部位に軽くストレッチを行った方が良い。

1セットの回数

普通筋力を上げるためなら1~6回できる重量で行う。筋肉の大きさのためなら6~15回行う。筋肉の持久力と運動神経の発達のためなら15~30回できる重量で行う。従って一般的には12~15回できる重量で行い。力を付けたい場合は回数を増やすんじゃなくセットを増やして行く。

※初級者はなるべくゆっくり正しいやり方で行うのが良い。ただ上級者は筋力を上げるために早いスピードでやったり、逆に遅いスピードで筋繊維に負荷を高めるやり方でやったりもする。

トレーニングの姿勢

初級者は負傷の恐れもあるのでジムのマスターや上級者たちに自分の姿勢をチェックしてもらわなければならない。間違った姿勢ではいくら頑張っても思うような筋肉にならないし時間の無駄となる。

重量とセット

初級者は8~12回できる重さを1セットにした方が一番効果的。ただ基本3セットの中で最初の1~2セットは15~20回できる重量でワームアップするのも良い。中級者からは2~5回しかできなり重量を1セットにしたり、20回以上できる重量で高速にやったりもする。

一般的に同じトレーニング3セットが最小で、部位別にトレーニングを合計5~15セットするのが一般的。例えば背中を鍛えたい場合、背中のトレーニングAを5セット、背中のトレーニングBを5セット、背中のトレーニングCを5セット、こうして合計15セットといった調子だ。→ 部位別筋肉トレーニング画像を見る。