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韓国KBS大河ドラマ「龍の涙」

このドラマは韓国で1996年11月24日~1998年5月31日までKBS1TVで放送されたドラマです。朝鮮の建国から3代目の王の時代までの物語ですが、建国から王の位を駆け巡る権力争いの展開が面白く韓国では非常に高い視聴率を上げたものです。いい作品ですから日本でも直に放送されると思いますので、朝鮮建国の時代から4代目の王までの家系図を紹介しようと思います。歴史ドラマはかなり展開が複雑なので家系図を見ると分かりやすいと思います。※参考:朝鮮王朝歴代王系図


朝鮮建国の王:太祖 李成桂 (1335~1408)
太祖李成桂の家系図(子供と婦人)

3代目の王:太宗 李芳遠(1367~1422)
太宗(李芳遠)はお父さん(李成桂)が朝鮮を建国するのに大きく貢献した5番目の息子です。上の4人の兄貴たちを次々と取り除いて自分が王になるストーリーの展開は、ドラマの素材として十分魅力的です。さらにそんな彼から「世宗大王」と言う韓国人が一番尊敬している人物が生まれたことはとても不思議なことです。血の争いを続けてきた恐ろしい父があってこそ「世宗」のような偉大なる人が力発揮できたという評価もあります。次のページを読んだら高麗末期から朝鮮建国までの状況が少しわかるかもしれません。→ 高麗の滅亡と挑戦の建国

王后(王妃)後宮(王の側室)大君(正室の王妃が生んだ息子)君(側室の息子)公主(正室から生まれた王の娘)翁主(王の側室から生まれた娘)

婦人たち 1. 元敬王后 閔氏
(1365~1420)
2. 孝嬪金氏
(? ~ 1454)
3. 明嬪金氏 4. 信嬪 辛氏
(? ~1435)
5. 善嬪安氏
(? ~1468)
6. 懿嬪權氏
(? ~1468)
7. 昭嬪盧氏 8. 淑儀崔氏 9. 德淑翁主李氏 10. 義貞宮主 趙氏 11. 惠順宮主 李氏 12. 順惠翁主 張氏 13. 惠善翁主 洪氏 14. 愼順宮主 李氏 15. 西京翁主 金英 16. 後宮 고씨
子供
15男
19女
1. 貞順公主 1. 敬寧君 1. 淑安翁主 1. 諴寧君 1. 益寧君 1. 貞惠翁主 1. 淑惠翁主 1. 熙寧君 1. 厚寧君 1. 혜령君
2. 慶貞公主 2. 温寧君 2. 昭淑翁主 2. 淑順翁主
3. 慶安公主 3. 근녕君 3. 敬愼翁主
4. 讓寧大君 4. 貞愼翁主
5. 孝寧大君 5. 貞靜翁主
6. 忠寧大君→ 4代王(世宗) 6. 淑貞翁主
7. 貞善公主 7. 昭信翁主
8. 誠寧大君 8. 淑寧翁主
9. 淑慶翁主
10. 淑謹翁主

4代目の王:世宗 李裪(1397~1450)
ドラマ「龍の涙」では3代目の王「太宗」が死ぬことで終わるのですが、4代目の王「世宗」の2男「世祖」の話も時々ドラマに取り上げられています。3代目の王「太宗」が王の座を狙って自分の兄弟を殺して自分が王になったのに比べて、7代目の王「世祖」は、実の姪を殺して自分が王になったからです。もう少し説明すると、4代目の王「世宗」が死んで長男の「文宗」が5代目の王になったけど早死にしました。そこで幼い文宗の子供が王「端宗」になったのですが、世宗の2男である「世祖」が王の座を奪い、王の姪を殺しました。この一連の事件を駆け巡ったストーリーもよくドラマの素材として使われています。

婦人たち 1. 昭憲王后 沈氏
(1395~1446)
2. 令嬪 姜氏 3. 愼嬪 金氏
(1404~1464)
4. 愍貞惠嬪 楊氏
(? ~1455)
5. 貴人 朴氏 6. 貴人 崔氏 7. 淑媛 李氏 8. 尙寢 宋氏 9. 司記 車氏
(? ~1444)
子供
19男
4女
1. 貞昭公主 1. 和義君 1. 桂陽君 1. 漢南君 1. 貞安翁主 1. 貞顯翁主
2. 5代王(文宗) 2. 義昌君 2. 壽春君
3. 貞懿公主 3. 密城君 3. 永豊君
4. 首陽大君
→7代王(世祖)
4. 翼峴君
5. 安平大君 5. 寧海君
6. 臨瀛大君 6. 潭陽君
7. 廣平大君
8. 錦城大君
9. 平原大君
10. 永膺大君

作成:2009.1.15(更新:2014.1.28)