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板門店

板門店
板門店

板門店(판문점:Panmunjum)は、1953年7月27日韓国戦争の停戦協定が行われた場所です。韓国のソウルから62Km、北朝鮮の平壌から212Km、北朝鮮の開城から10Kmの距離にあります。

1950年6月25日に起きた韓国戦争は1951年7月10日から開城で休戦会談が行われたが、同年10月25日に板門店の場所に会談の場所が変わるようになりました。北朝鮮の行政区域上の地名は、開城市板門郡板門店です。

2018年4月27日(金)に北朝鮮の国防委員長金正恩と韓国大統領文在寅首脳会談が板門店で行われました。金正恩は北朝鮮の指導者としてははじめて韓国の地を踏んだ人になります。
参考動画:2018南北首脳会談主要場面(韓国語)

板門店、名前の由来

北朝鮮の国防委員長金正恩と韓国大統領文在寅
南北首脳会談

板門店のもともとの名前は「널문리:Neolmunri」でした。「널문」とは板を意味し「리」は里です。その昔ある王様が即席で作った板の橋を使って川を渡ったことから「널문리」で呼んだのですが、漢字で書くと「板門」になります。

1951年7月10日からここで開かれた休戦会談には中共(中国)、北朝鮮、米国が参加したのですが、中共(中国)のための漢字表記が必要となりました。それでこの地の名前「板門」に、建物を意味する「店」をつけて板門店になりました。

(参考サイトの説明ではみせ「店」があったからと言っていますが、戦争の真っ最中に店があるわけが無いので、これは中国語的に考えて建物を意味する「店」だと思います。中国語ではホテルのことを飯店といいます。)

板門店の公式名称、JSA

板門店の公式名称はJSA(Joint Security Area:共同警備区域)です。板門店は非武装地帯(DMZ:Demilitarized Zone)にあり、休戦線(軍事分界線)上に東西800M、南北400Mの長方形の地域を設定し、UN軍と北朝鮮軍が共同で警備をしていた地域です。昔板門店地域内では軍事分界線を自由に行き来することが可能だったが、1976年8月18日に板門店で起きた斧事件以来、今のような建物の配置になり、軍事分界線を超えることも不可能になりました。
参考サイト:www.dmz.go.kr(韓国語・英語・中国語)

板門店観光

韓国人は1ヶ月前に予約してから板門店に入ることが可能ですが、外国人の場合はソウル市内にある旅行社から申し込むと当日観光も可能です。

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